ここでは、交通事故により顔の各部位をお怪我をなされた場合に考えられる代表的な後遺障害について解説いたします。

目の後遺障害

 交通事故で目に怪我を負われた場合、それは後遺障害として認められ得るお怪我の可能性があります。
 お怪我の状態としては、眼部の外傷、すなわち、眼球自体を損傷なされた場合と瞼を怪我なされた場合の2系統が考えられます。
 さらに、眼球の怪我に起因する後遺障害は、視力障害、調節機能障害、運動障害、視野障害に細分化して等級が定められ、同様に、瞼のお怪我についても欠損と運動障害に分けて等級が決められています。

 一方、めまいのような症状や一方の視野に障害が発生する半側空間無視の場合、それは眼部そのものの障害ではない可能性が高いと考えられます。そのような場合、眼科に通院していても適正な等級が得られないことになりますので、早めに交通事故後遺障害の専門家へご相談なさると良いでしょう。

耳の後遺障害

 耳の機能は、音を聴くことだけにとどまらず内耳後方の三半規管と前庭は体の平衡感覚を維持する役割を担っています。
 交通事故後遺障害において「耳の後遺障害」として認められているのは、聴力障害と耳殻の欠損、耳鳴り・耳漏、そして平衡機能の障害です。

 このうち、聴力障害と耳殻の欠損は耳の部位自体に対するお怪我によって生じることが多いのですが、耳鳴りと平衡機能障害は、必ずしも耳のお怪我だけに限定されず、むち打ちや頭部の外傷によって生じる可能性もあります。

 耳殻の欠損は、耳の後遺障害である他、外貌に醜状が遺った(醜状痕)という視点でも後遺障害の判断が可能です。

 めまいがひどい場合、立証方法によっては14級9号が認定される場合もあり得ますが、それは医学的見地とはまた別に、後遺障害をどう立証していくかということが大きな問題になります。ですので、めまいでお困りの場合、医師だけでなく、後遺障害の専門家からアドバイスを受けられることをお勧めします。

鼻の後遺障害

 鼻をお怪我なされた場合、後遺障害を考えるには二つのアプローチがあります。
 一つは、お怪我によって鼻としての機能に障害が発生した場合です。そして、もう一つは見た目が元に戻らない場合です。そして、後者の場合は、鼻の後遺障害としてだけでなく、「醜状痕」という視点からも後遺障害を判断できます。

 鼻の機能は呼吸と嗅覚が主となっていますが、嗅覚の障害については、鼻の外傷だけが原因ではなく、脳外傷が原因の場合も考えられます。

口の後遺障害

 口は、食物を摂取して咀嚼する機能や発語・呼吸を担っています。咀嚼するためには歯が必要ですので、口の後遺障害は歯に関する要素を含んでいます。

 口の後遺障害については、咀嚼、歯牙の他、嚥下についての障害が含まれます。他に、味覚や言語機能についても後遺障害の対象です。

 このうち、嚥下、味覚と言語機能については、口に対する直接の外傷だけではなく、脳機能がダメージを受けた場合にも発症する可能性があります。

目・耳・鼻・口のお怪我に関する解決実績

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