ここでは、交通事故によりお怪我をなされ、傷跡が残った場合に考えられる代表的な後遺障害について解説いたします。

醜状障害

 交通事故でお怪我に遭われ、身体的な機能が回復した場合であっても、傷跡が残ってしまった場合は後遺障害の対象になり得ます。

 後遺障害として認められ得るのは、外貌の醜状及び上肢・下肢の露出面に醜い傷跡を残す場合です。

 醜状の判断基準は「著しい」「相当程度」「手のひら程度の大きさ」と分かりづらい言葉が使われていますが、それらの目安は部位によって異なります。
 たとえば、「著しい醜状」は頭部については、被害者の手のひら(指の部位は含まない)程度の大きさ、顔面では、玉子のLサイズ相当の傷跡、5センチ以上の線状痕、10円玉以上の、陥没痕が基準になります。
 また、「相当程度の醜状」は、著しい醜状の線状痕が該当するとされています。線状痕は程度により醜状を軽減できる可能性があるので、5センチ以上であっても「相当程度」と認定される可能性があるわけです。

 以上のように大きな醜状でなくとも、外貌に傷跡が残った場合は「外貌に醜状をのこす」として12級14号が認定される可能性もあります。

 醜状障害では「てのひら」が基準になり得ることがありますが、これは原則として被害者のてのひらの大きさを基準にします。

 また、普段衣服に隠れている身体の部位であっても、醜状が合計面積の4分の1以上あった場合14級相当が、2分の1以上であった場合12級相当が認定され得ます。

 これらの醜状障害は、後遺障害の等級認定を前提とした計測が必要となります。医学的見地とは異なった視点であるため、医師の理解と協力が不可欠ですが、それらを得ることはなかなか難しいのも事実です。当事務所では、交通事故後遺障害の専門家として病院へ同行し、医師の理解を得るためのサポートも行っております。

醜状障害のお怪我に関する解決実績

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