ここでは、交通事故により骨盤部をお怪我をなされた場合に考えられる代表的な後遺障害について解説いたします。

骨盤部の後遺障害

骨盤は、左右の恥骨、坐骨、腸骨、そして仙骨で構成されています。腸骨、恥骨、坐骨は、あわせて寛骨と呼ばれており、寛骨臼という凹部に、太ももの大腿骨の先っぽである大腿骨頭がはまり込むことで自由な動きを実現しています。

 骨盤部の怪我では、衝突の衝撃でダッシュボードに膝を打ちつけた勢いで股関節を脱臼する事例が多く見られます。骨盤に関する後遺障害については、股関節の機能障害、また骨盤の変形によって足の長さが変わってしまう下肢の短縮が考えられる他、排尿障害といった臓器障害も検討する必要があります。他に、神経の通り道にもなっているため、坐骨神経症や神経麻痺が考えられますが、これらは見逃されることが多いので注意が必要です。加えて、女性が骨盤骨に損傷を受けた場合、産道が確保できなくなれば後遺障害として認められます。

 このように、後遺障害を考える視点は多岐多様であって、専門家の関与なく治療を続けられた場合、残存した後遺障害に対して適正な等級が認められないケースが出てきます。医師の診断・治療はもちろん大切ですが、「後遺障害を認めてもらう」という視点をもって治療されることは、交通事故の解決にとって非常に重要であると言えるでしょう。

骨盤のお怪我に関する解決実績

名古屋で交通事故の無料相談は相和法律事務所へ!0120-336-239